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踊る猫の生活

創作のような日常/日常のような創作

「個人の救済は勉強だ」

Lushlife

Lushlife

 

英語の勉強を始めることにした。特に理由はない。仕事上必要というわけではない(そういう理由であれば私はむしろ韓国語を学ぶ)。ただ単に英語で誰かと喋りたくなったから、としか言いようがない。最近精神面で鬱々としているので、「世間が面白くない時は勉強にかぎる。失業の救済はどうするか知らないが個人の救済は勉強だ」という関口存男の言葉に倣って(この言葉は國分功一郎『哲学の先生と人生の話をしよう』で知った)語学の勉強を独学で始めたくなったのだ。その勉強法は、ただ読んで書いて、インプットしてアウトプットするだけだ。機械のようなものである。もちろんケアレスミスは多いが(定冠詞や文法、過去形の使い方や単純なスペルの間違いなど)、そんなことは気にしない。

それでやるんだったら本格的にと思って、過去に買ったポール・オースターの原書などを(既に黄ばんでボロボロになったものを)探し出してみたり、あるいは Amazon でスティーヴ・エリクソンルビコン・ビーチ』の原書に取り組んでみて一段落も読めずに挫折したりと、しょうもないことをやっているのだった(ちなみにポール・オースターの原書は読みやすく、スティーヴ・エリクソンの原書は相当に読みづらい。両者をこなれた日本語に訳する柴田元幸氏の力量に改めて唸らされてしまう。可能ならブライアン・エヴンソンにも取り組んでみたい)。

そんなこんなで、英語勉強用にと思って色々買い漁っているのだった。まずはレイモンド・カーヴァーの本を何冊か。あとフォローさせていただいているマシュー・チョジックさんが関係している出版社の本を一冊。

 

Cathedral (Vintage Classics)

Cathedral (Vintage Classics)

 
What We Talk About When We Talk About Love (Vintage Classics)

What We Talk About When We Talk About Love (Vintage Classics)

 
Quit Your Band! Musical Notes from the Japanese Underground

Quit Your Band! Musical Notes from the Japanese Underground

 

あと日本語の本だとこういうものを。

「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫 E 334-1)

「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫 E 334-1)

 

日本語でさえ怪しい人間が英語でなんてという話にもなるし、実際私の英語なんてさっきも書いたけれど TOEIC なんて意識していないから、率直に言ってド下手である。それこそピコ太郎さんみたいに「I have a pen.」みたいなことを羅列しているに過ぎない(この表現がピコ太郎さんを貶めないことを願うが)。つまりは自己満足である。基本的に Twitter で呟くことをメインにしているのだが、ハッシュタグ「#twingish」を使って英語で呟くなり語り合うなりしている。相手が日本人であることもしばしばだ。だが自己満足でなにが行けないというのか。小説を書くことに比べればマシだろう。

それで実際に尊敬するネイティヴのミュージシャンに話し掛けてみて、嫌われたりしているという(ブロックまではされていないが)……そんな情けない日々が続いている。なんだか現実を考えると鬱々として良い方向に考えが及ばず、それこそ物騒なことしか考えないのでそこから思考停止するためというか、意識を切り替えるためというか、ある種の「考えない練習」「マインドフルネス」のつもりで勉強しているのだった。まあ、要するにヒマ潰しというか道楽である。それで食って行こうとかそんなことは考えていない。

将来的に出来れば良いなと思うのは、自分で英語のブログ記事を書いてみるなり何処かへ投稿してみるなり(それこそ YouTube のコメント欄でも良いが)することかな、という。何度も繰り返すけれど、まあ、道楽だ。「ゲーム感覚」というのはこういう時に使うのだろう。本当は頭木弘樹さんのツイートに関連した話題もしたかったのだけれど、このあたりで。